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2025/07/25 18:49





【スコリミアの飼育方法】

皆様こんにちは!CareFragです。
本日21時00分より大量にスコリミアを販売開始致しますので、
当店のスコリミアの管理方法とオーストラリアでの給餌方法を記したいと思います。

【CareFrag】
塩分濃度(比重) 1.023
→濃度が一時的に濃くなると膨らみ辛くなる経験があり、毎日一定にしております。
水温 今の時期はルームエアコン22度にて管理
光量 Per値 50‐100
→弱めの光量にて上手く管理してきております。
添加剤 AllForReef
→KH、Ca、Mgを安定させるため。その他の添加剤は不使用です。

私がスコリミアに出会って10年弱が経過して、沢山の個体を落としてしまった経験から上記の形で管理しております。


そして特に最近管理が上手くいくようになったポイントは餌になります。
オーストラリアで生餌等を使用している話を聞いてから、現在は«ホワイトシュリンプ»を中心に与えております。
【餌のタイミング】
消灯後ポリプが開いた個体のみに与えております。ポリプが開いていれば毎晩与えております。
自分なりのポイントとしては、1度に少量与えております。(長期ストックの個体は多めに与えます)
特に新しく来た個体はホワイトシュリンプを3尾程のみ与えております。
そして、一度食事をした後、もし2時間ほど経過してまたポリプを出している際は追加で与えることもあります。

コンスタントに餌を与えるようにしてから、かなり肉厚なスコリミアをブリードできるようになってきました。

【現地の給餌方法】

先日の輸入後に現地のスタッフにスコリミアの給餌に関して教えて頂きました。
(管理方法は伺っても真似できない点が多いため給餌の点のみになります)

給餌頻度 週5日
給餌内容 ウエットフードミックス
     →イカ、魚肉、魚卵、ムール貝、ホタテ貝、エビ、ビタミン、
     これらをスムージー状にブレンドして与えております。
ポイント ウエットフードミックスが難しければエビでも問題ないと教えて頂きました。
     給餌で一番大事な事はサンゴの消化に負担がかからないよう、1度の給餌を少量にする事と教えて頂きました。

【何故コーラルフードを与えないのか?】
私は疑問に思い質問したことなのですが、回答は下記になります。
大量のサンゴをお世話しており、自分たちで作る方がコスト効率が良いので、自分達で作っているとの事でした。 
そのため、栄養価が高くてランニングコストが抑えられるものであれば良いという考えでした。   

現地でも給餌を重要視しており、個体の大きさ等によって餌を変える事があるとも聞いたことがありました。

そのため、私自身も模索している段階ではありますが、少しでも元気な個体をご提供できるよう、現地からの情報を大切にしていきたいと思います。